2021/03/29 03:42

前職で【金属アレルギーマイスター】の資格を取得していて、金属アレルギーについて基本的なご説明を。


金属アレルギーとは、身につけたネックレスなどの金属から、汗などによって金属イオンが溶け出し、その金属イオンに暴露することです。ここで、金属に暴露されても免疫を獲得した人は発症せず、アレルギーになる人とならない人でわかれます。

金属には種類がたくさんあるので、例えば金属アレルギーになりにくいと言われる18金でもその金属に暴露してしまうこともありますし、逆にメッキコーティングなどのニッケルは大丈夫なのに、シルバー素材はダメなど、その人によって様々なのはこの為です。18金といっても純金だけが入っているのではなく、銀や銅の成分が10〜15%ほど配合され強度をアップしています。24金が柔らかく耐久性が弱いのはその為です。

どんな金属でも絶対アレルギーが出ないとは言いきれず、稀に反応してしまう方はいらっしゃいますが、あらゆる金属の中で《チタン》と《サージカルステンレス 316L》が一番金属アレルギーが出にくいと素材と言われています。

また《チタン》はデザインとしての加工が難しく、シンプルなファーストピアスで扱われることが一般的です。デザインを加えた加工のしやすさでは、今のところ《サージカルステンレス》が一番かなと思います。

自分がどんな金属に反応しているのかがわかると、ジュエリーなどを選ぶ際に気をつけていただきやすいですね。
パッチテストなどもあるので、一度試されても良いかもしれないですね。



もう一つ、私がお勧めする画期的な対策としては、ジュエリー自体をコーティングし、肌に金属を触れさせないようにすることです。
肌に触れる部分、全てをコーティングしてしまうことです。

この方法だと、ピアス、ネックレス、リングなどをコーティングするだけで金属アレルギーを防げてしまうので、お気に入りのジュエリーを気にすることなく着けることができます。また、コーティングすることでメッキの禿げも防げ、耐久性がアップするというお得な効果もあります。

コーティング剤もわりと色々なものが出ているのですが、私が今一番オススメなのは《フッ素コーティング》のコーティング剤です。フッ素だからサラッとした溶剤で着けやすく乾きも早くて、それでいてアレルギー対策になり人体に悪影響もありません。

このコーティング剤、まもなく販売させていただきます。
もう少しお待ちくださいませ。

というわけで、金属アレルギーの方にも安心してlloviin(ラヴィン)のジュエリーを楽しんでいただければ幸いです。